アベンタドール

ディスプレイモデル

 

1/14  トイ・ラジコン改造

ギミック加工



改造ベースのラジコンはラスター社製の1/14スケール。トイラジコンとしてはかなり忠実に再現されたモデルだったのでベース車両として選びました。

内装の作りや、ボディ、ホイールなどの塗装を含め、全体的なバランスはトイラジコンとしてはかなり出来栄えが良く、そのまま飾ってもいい感じのラジコンだと思います。

1/14スケールと迫力もあったので、先のフェラーリ458イタリアに続き、どうしてもギミック加工を施してみたいと思ったモデルでした。



[製作工程]

 

[ギミック加工内容]

  ボンネット開閉

  左右ガルウィングドア開閉

  リアゲート開閉

 

[加工の工程]

・ボディとシャーシー部分を分離分解。

・ボディのパーツをすべて取り外し。

・ボンネット・左右ドア・リアゲート部分の切り取り。

 

※もともとボディに切ってある溝(ちり部分)に、溝より細いピンバイスで切り取るぐらいの間隔で何百個もつらなるように穴あけし、その後デザインナイフやカッターナイフで一枚一枚慎重に切り離しています。切り離した後は断面をやすりで綺麗に整え切り離しの完了。

 

開閉ギミックのポイントのヒンジ部分やショックアブソーバーとなるところは、ピアノ線やプラ棒などを加工した自作パーツを使用しています。

 

ドアの内張りや、リヤゲートのガラス部分などは、切り離したドア・ゲート部分に合わせて切り取り張り合わせています。

 

※ドア等を閉じた際に、これらの内張りパーツなどが干渉してしまうとピッタリ閉まらないので、位置を合わせたり、ヒンジパーツの調整をした点がギミック加工の難しい点でした。

 

※ボンネットは開けた状態にすると単にシャーシーパーツ部分が見えてしまうので、ボンネット内部のトランク構造は実写画像などを参考にしながら自作しています。

 

※ドアを開けた際のピラー部分なども実写画像を参考に自作

 

アクリル板とMDF木材板などで自作したディスプレイ台座に、自作したロゴステッカーなどを貼り付け、ディスプレイモデルの製作完了。


[感想]

ガルウィングドアの左右角度固定と強度の維持が大変難しい点でした。

ベース車両が1/14と大き目のスケールでり、加工しなくとも見栄えするクオリティの高いトイラジコンなので、ギミック加工によりなかなかリアリティのある迫力ある完成度になったと思います。

内装もかなり忠実に再現されたもので、せっかくの素晴らしい内装もドア開閉ギミックによりバッチリ観賞できるようになりました。

完成品撮影時は、PCでプリントアウトしたランボルギーニ工場の背景画像をバックに、なるべくリアリティがでるよう撮影してみました。